21.5.19

Lars Horntveth インタビュー (2019年5月20日)

ラーシュ・ホーンヴェットが、新しいバンド、アムガラ・テンプルのツアーで来日しました。
ラーシュは、ノルウェーの至宝と言われるエクスペリメンタル・ジャズ・ユニット(要はプログレッシヴ・ロックのジャズ版?と言いつつ、私にはプログレに聴こえるんだけど)Jaga Jazzistの中心メンバーで、その筋の皆様には超重要人物。私が天才と崇める一人。
彼は、Cast in Steel収録の Under The Makeupと Cast in Steel(曲)のアレンジ、MTV unpluggedのプロデュースなど、a-ha関連のお仕事もしています。

疑問を解く機会到来!ということで、ポール/a-ha関連の事をインタビューさせていただきました。
(2019年5月20日、東京六本木 ライヴ後収録。ライヴ写真も私)
ラーシュ、本当にありがとう!

2019年5月20日 六本木にて



今39歳ですよね。音楽を聴きはじめたのは?

LH:(ブルース)スプリングスティーンと……うーん…えーと…a-ha。

a-haのどの時期でした?

LH:子供の頃で、85年だったと思う。ごく初期の頃だね。

ノルウェーでは、あなたの年代や、もっと若いミュージシャンは、a-haがノルウェー国外で成功しようという強い情熱を持っていたことに影響されていると思うのですが。

LH:他に誰もいなかったからね。今はKYGOやアストリッドSなんかがいるけどね。彼らは成功しているよね。

一緒に働く前から、個人的にa-haが好きだったんですね。そして何が起こったんですか?

LH:僕はポールと知り合いだったんだ。以前にも何度かニュー・ヨークでポールに会ったり一緒に出かけたりしてたんだよ。2007年にね。

a-haの再結成の前ですね?

LH:うん、解散する前だね。

今アメリカに住んでいるんですか?

LH:以前は住んでいたけど、今はオスロに住んでいるよ。

ポールと初めて会った時は、ニュー・ヨークに住んでいたんですか?

LH:その時は、2~3か月滞在していたんだ。

どうして出会ったんですか?

LH:友達を通じてだよ。

なるほど…それから、だいたい10年ぐらい経って、a-haと仕事をすることになったんですね。ポールとは2007年から友達だったということですけど、他の二人についてはどうですか?マグネとモートンとは?

LH:彼らとは、MTVアンプラグドの仕事を始めた時に会ったんだ。

彼らについて、個人的に、どう思います?(※「彼ら」が二人のことなのか三人のことなのか、あいまいな質問をしてしまいました)

LH:そうだねぇ…彼らはいい奴らだ。そして一緒に仕事をするのは難しい。

難しい?

LH:難しいけど、いい連中。両方だよ(ニッコリ)

a-haのプロデュースは…誰から頼まれたのでしょう?

LH:マネージャーからだけど、多分、ポールの提案だったんだろうな。

面白いですね。

LH:エリック(キーボードの?)とハラルド(マネージャー)が依頼してきたんだ。でも、僕は、ポールからの話だと思っている。最終的にはバンドが決定するんだけどね。

エーヴェン(Jaga Jazzistのベーシスト。2015年以来a-haのレコーディングに参加し、ツアーでもベースや、時々キーボード担当)が、小さな子供の頃からa-haのファンだったのを知っています。それについてどう思いますか?

LH:素晴らしいことだ。素晴らしいバンドだし、素晴らしい仕事だ。僕も嬉しいよ。僕らのところ(訳注:おそらくJaga Jazzistのこと)には沢山の色々なバンドがあって、それぞれ活動しているから何の問題もない。(訳注:例えばラーシュはこうやって別バンドで活動している他にも映画音楽やプロデュースをやっているしJagaのギタリストはしばらく前にソロで来日していたりします)

友人が、MTVアンプラグドのアルバムであなたの仕事で使用されなかった曲があると言っていたんですが。

LH:一曲だけ。Take On Meだ。

Take On Meだけ?何故?

LH:何故って?(笑)彼らは他のが気に入った。それだけだよ。僕は自分が作った奴が好きなんだけどね。実際は2ヴァージョン作ったんだけど。好みの問題だよね。彼らはバンドで、僕もそれはわかる。何でもかんでも気に入るわけじゃない。彼らは沢山の曲を創ったし、色々な楽曲だ。彼らにはオリジナリティがある。だから、何でもいいわけじゃないのは当然だ。でも、僕は、自分のが最高だと思ってるけどね(笑)

2010年にa-haはオスロ・フィルと2回コンサートをやりましたよね。

LH:知ってるよ。

あのオーケストラのスコアは誰が書いたのか、ずっと不思議に思ってるんですけど、何か思い当たることはありますか?

LH:多分Kjetil Bjerkestrandだと思う。彼はa-haとも仕事をしたし、キーボードも弾いたんじゃないかな。
(訳注:Kjetil Bjerkestrandは、マグネと一緒にTimbersoundとして映画音楽等を作成。その他にも、レイ・チャールズ、イアン・ハンター、ジョン・ロード、キース・エマーソン、ノルウェーの著名なミュージシャン多数と仕事をしているお方)

a-haは今年からまたオーケストラとツアーを始めますが、何か関わっていますか?

LH:いいや。MTVアンプラグドをやっただけだよ。

私はあなたのバンドのファンでもあるんですけど、Jaga Jazzistの次のアルバムの予定はありますか?

LH:6月にレコーディングを始めるよ。

6月! 来月じゃないですか!(興奮)

LH:うん。

また来日の予定はありますか?

LH:まだわからないけど、来年は新譜も出来るし多分また来日するよ。

では、以上ということで。ありがとうございました!


【補足資料】
今回来日のアムガラ・テンプルの動画ですー。
Jaga Jazzistの動画。Evenの姿も見えます。
ラーシュがアレンジしたUnder The Makeup(007のテーマ風味にしたかったそうだ)

Under The Makeupについて語るラーシュと付き添いの?Even (このインタビューの内容をかぶらないようにしました)

ラーシュが新曲の仕事してるよ!という内容の、弊ブログ記事:
https://reasonstostayindoors.blogspot.com/2015/05/lars-horntveth-working-on-new-ha-album.html