22.9.15

【日本盤】ハンティング・ハイ・アンド・ロウ 30th anniversary edition【買ってね】


※写真は「日本盤」オンリー部分ではなく、輸入盤と共通の部分です※


日本盤をお買い上げいただいた方は気がつかれたかと思いますので白状?します。

キーロン・タイラーさんの解説の翻訳と、訳詞12曲分は、私の仕事です。

他にも名前の出ないところで色々関わらせていただきました。

輸入盤には Disc 1(通常のアルバム)の歌詞しか載っていませんが、日本盤には Disc 2以降の歌詞も載っていますので、熱心なファンにはお勧めです。もちろんノルウェー語の曲「ノー・ブローサ・・・」も載っていますし、訳詞もしました。
(2010年のデラックスのような間違いアリの歌詞カードではありませんので、ご安心ください。今までいろんな「日本盤」を見てきましたが、この日本盤用ブックレットの気合は半端じゃないですよ)

歌詞はそんなに読まないという往年のファン?にも、日本盤のみの写真集がついていますので、そちらもお楽しみいただけるかと思います。
入手した方からは、こちらも好評です。写真のチョイスも含め。

音源も、2010年のものよりデモ版など増えたことで、さらに面白い。
繰り返して聴けるクオリティに仕上がっています。

個人的には歌詞が一番の売りかな?と思っていたのですが、キーロン・タイラーさんの文章があまりに長文なので、英語だったら読まない^^; という方が多く、英語が苦手な方にはそこも好評です。 これ、訳しながらウルウルになってしまいました。妄想も膨らみました。
(某非英語圏の友人から、日本はいいよなー 自分は英語こんなに読めないよ・・・と言われました)

・・・内容物の写真を撮りたいのですが、事情により現在出来ないので、気になる方、見てから買おうという方はしばらくお待ちください・・・。ワーナー提供の写真しか載ってなくてずびばぜん・・・><


(もともとの60ページブックレットもレア資料・写真だらけで相当楽しいです。資料の持ち主が「すごいだろ~!」と自慢してましたw)


「どうだ、私、頑張った!私ってすごいだろー!」みたいな事を公の場で語るのが大嫌いなのですが(だってかっこ悪いじゃんw それに、頑張ったとかすごいとか思ってないし←ホントです)、ちょっとだけ個人的な思い出を書きます。Facebookとかで書くのも中途半端で恥ずかしいので^^;

こういう(音楽関連の翻訳・訳詞など)仕事を始めた2000年に、初めていただいた仕事が、もう亡くなってしまったアーティストのものでした。

そのアーティストあっての自分!というほど洋楽を聴き始めたころから大ファンの大物アーティストの、ファン垂涎の、未発表曲・バージョン満載の初のボックスセットの仕事で、それこそ「子供のころからの夢が叶った状態」ではあったのですが・・・。
無我夢中で仕事をしながら、私は泣いてました。リアルに。だって、そのアーティストはもうこの世にいなくて、いないからこそ世に出たボックスだったので(本人だったら絶対収録しないであろう楽曲も収録されていたり)・・・。
その仕事がちょうど終わった時、a-haが来日しました(まさに発売日は来日中でした)。
そして思ったのが「いつかa-haかSavoyの仕事が出来たらいいな・・・ いや、させてくれ!」だったのでした。
だって彼(ら)は生きている!
2010年の『25』のお仕事もさせていただいて、その時も「これが『いつか』なのかな?解散だし・・・」とガクブルな状態でしたが、今回のような事になるとは・・・ファンになった頃の自分、ファンになる前(彼らがデモを作っていた82年とか)の自分、いろいろ振り返りつつの日々でした。
関わった方すべて(もちろんa-haの3人に始まり名前を挙げられないぐらい沢山です)と、周りで励ましになってくださった皆さん(こんなブログを覗いてくださっているアナタも含め!)に心からの感謝を。ちっちゃい文字でスミマセン。私シャイなもんで。 


とにかく、a-haの3人の出会い~ファンのあなたとの出会い・・・すべてが奇跡の出会いだということが実感できる作品です。

6 件のコメント:

  1. ポールファン匿名希望2015/09/23 19:28:00

    ひょっとして?と思ったら、そうだったんですね。
    ディスク1の訳が昔のままだったので、Kaoruさんの訳との違いが興味深かったです。好みはあるでしょうが、私はKaoruさんの訳が好きです。
    次のアルバムでもまた訳してくれるのを期待しています。

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    1. あ、バレちゃってましたか^^;

      訳詞、違いを面白がってくださって、ありがとうございます^^
      次はどうなるのか、お楽しみに~!?

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  2. このアルバムは、a-haの3人が、夢を信じて、がむしゃらに挑戦し続けた軌跡であると同時に、「いつか彼(ら?)と仕事をしたい」と信じて、彼(ら?)を愛し、努力を重ねてきた勝山さんの記念碑的な意味合いも感じ、『信ずれば叶う』という証を見せて(聴かせて)もらい、二重に感動しています。

    また、解説の翻訳や訳詞がある事で、より生々しく彼ら(ポールさん?)の作品の世界観や、叫び、悶々とした閉塞感、深い深い愛情などを堪能出来ます。
    日本のファンは、本当に幸せです!

    彼らが、元気で活動していてくれる事、本当に幸せな事ですね(T_T)

    大変なお仕事、お疲れ様でしたm(__)m
    そして、これからもよろしくお願いしますm(__)m

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    1. 努力というほどの努力はしてないというか、全然努力が足りない自分がお恥ずかしい限りですが・・・。
      確かに私は15年前の希望(「夢」じゃなく)が叶ったんですが、彼(ら)がこの「30周年(執念、と変換されて笑った)記念盤」を出せるってことのすごさを考えたら、たいしたことじゃないですよねぇ・・・

      で、私の翻訳について、そんなふうに思っていただけるなんて。やってよかったです。ありがとうございます^^

      こ、これから・・・?わはは・・・・・(フェイドアウト)

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  3. 霧の国の王子の秘書就職希望2015/09/24 12:49:00

    こんにちは 
    こういうの見るたびに、なんでa-haはワーナーから移籍しちゃったのかな、そのままだったら新譜もきっとワーナーから出てコンサートだってあったかもしれないのにーーと叫びたい気持ちになります。
    うちも、もう届いたんですが、なんか部屋片付けて、セージ炊いて浄化して自分もお風呂からあがってからじゃないと袋から出せない気持ちで。セージが切れてるのでまだあけてないという、わけわからん状況になってます。

    これからもがんばってくださいねー

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    1. 確かに『アナログ』以降、日本盤がまともに出なくなっちゃって・・・がっくりですね・・・。
      ワーナーさん がんばれ! 皆さん、買って応援、ですよ^^

      早くセージを入手して開封してご感想をお聞かせくださいね

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