29.12.15

[Nobel Peace Prize Concert]A curse of Take On Me 「テイク・オン・ミー」の呪いが解けた!

(English follows - this is my kind of short essay)

(私のただの感想的な文章です。書いておかないと忘れそうだしw)

先日12月11日の、ノーベル平和賞記念コンサート、皆さん見られましたか?
a-haとしては3回目のこのコンサート出演なわけですが・・・ 今回はまた、とんでもなかった!
大トリで、しかも (Kygo君とのTake On Me含め)5曲もやったわけですが(今までは2曲だけ)…



一応オンタイムでちゃんと起きて頑張って見ていたワタクシ、一曲目がいきなり「スカウンドレル・デイズ」だった時点で「え?!」 (画面に映ったファンがハグして喜んでるw)
ファンの人にはおなじみだし、ファンならみんな大好きな曲だけど、これ、シングルカットしてないんですよ。皆さん忘れてたでしょ?(爆)
勿論私も大好きすぎる曲なのと、歌詞が、今の世界の状況を踏まえたもの(パリでのテロ、シリアへの空爆等々)なんだなーというところで、背中がぞわぞわでしたよっ。

そして見事につないで2曲目の「シャイン・オン・TV」・・・ これは私にとって初恋の曲であり、何度聴いても聴くたびにウルウル出来るという破格な曲で(そんな曲、他のバンドでもほとんどないぞ)・・・いつものようにしびれながら聴いて・観ておりましたが、ぽーさんの決めのアクションをしっかりおさえたカメラマンに感動! 先日のドイツのチャリティの時なんて、ぽーさん全然写んないんだもんな。メンバーだと思ってなかったんじゃ・・・(遠い目)。

ノーベル平和賞記念コンサート=2曲 と勝手に思い込んでいたら、3曲目は「ステイ・オン・ディーズ・ロード」。 まあ、これは安定のバラードですから・・・ 4年前のオスロでのテロの犠牲者追悼イベントに(解散してたのに)呼ばれてやった曲でもあり、なんだか「追悼感」のある曲になっちゃったのは私だけですかね?

・・・そうか、こういう3曲かあ・・・でももう1曲やってくれたりして~?新しい曲はぁ?と思っていたところになんでやねん!の「シカモア・リーヴス」
思わず「えええええええ!?」って(時間帯が時間帯なので=午前5時)小声で叫んだわい。
いやー・・・ ファン以外の人には「え? a-haってこんなバンドだったの?」とびびられること必至の一曲じゃないですか?
こんなところで「ああ、こんな曲もあんな曲も書いてるポールってすげえ。さすがだぜ・・・」と意味不明に感動してしまう私。
Even君は長めの髪を振り乱してヘドバンノリノリだし、マグっちも「お前はジョン・ロードか!」っていう勢いだし・・・もー、なんてロックな人たちなんでしょう。これでいいのかノーベル平和賞記念コンサート!?・・・と、嬉しい反面心が乱されまくったところで、曲はいきなり終了!

そして、若くてピチピチなKygo君とのコラボで、レゲエな「テイク・オン・ミー」
以前に彼のリミックス・ヴァージョンの音だけ聴いた時には「ふーん・・・?」って感じだったんですが・・・ 呆れたね。会場に満ち溢れる「しあわせオーラ」!これは何なんだw

実はワタクシ、2010年の解散コンサートを見るためにオスロに行ったりもしたわけですが、その解散コンサートの前から、一年中、ファンのみんなで言っていたことがありまして・・・それは・・・

「テイク・オン・ミー」ってあんな楽しい曲のはずなのに、ライヴであれが始まると「これでおしまい」って思って涙が出て来るよね・・・。

そう。解散ツアーだから、日々の「おしまい」を積み重ねて「本当の終わり」に向かっていくわけで・・・。
確かに私も2010年、何度かあの曲で悲しくなりました(10月のロイヤル・アルバート・ホールを除く。あの時はあれが一曲目だったからね)。
元々あの曲でファンになったわけじゃないしあんまり曲に思い入れがないところに、そういう悲しい思い出ばかりの曲になってしまっていたのですが・・・

ついでに言うと、80年代のライヴで、ポールがこの曲をやるときに、割とわかりやすくうんざりしてるのを何度も見たのも記憶にあったりして(でも、2000年には、ノリノリになってたけどね)。
a-ha自身にも呪縛の曲?と勝手に思っていたこともありました。

今回の「テイク・オン・ミー」・・・そういうのを全部吹っ飛ばす勢いで LOVE & PEACE!
天井から降って来る銀色のフレークも、さらに幸せパワーを後押し!
王族の皆さんも踊っちゃう♪ 会場みんなニッコニコ! 笑ってないのはポールぐらいじゃないのか?ぐらいの状態(爆)

なんという式典の趣旨にピッタリな雰囲気でイベントを終えたんだ! あーんな曲 (Scoundrel Days)やあーんな曲 (Sycamore Leaves) もやったのに!(爆)

そして、全体のパフォーマンスが素晴らしいので動画を何度も何度も見てしまったのですが、気が付くと私の「テイク・オン・ミー拒絶症候群?」が治ってしまっているではないですかw
それどころか、曲が始まったとたんに顔が勝手にニコニコしだす始末。

あー、もう、ホントに、色々ととんでもないバンドだなあと感心しておりますよ(苦笑)
こうやって知らない間に私たち(ファン)は、「歴史」が作られていくところを目撃しているんですな。



In 2010, we fans of a-ha often talked like this:
I know Take On Me is a fun song but when I hear the song begins... I feel really sad and like to cry...

As TOM was the last song of the show, every TOM means a step to the real end of the band then.

Even me (I am not so into TOM) felt sad when I listened to that intro...

But they broke the curse of the song at this special show...


I've been believing that they are making the history in front of us...