5.4.12

Knowing you ... A-ha [The Sun online - 25th Jan 2006]

キミを知ること・・・a-ha By LOUISE COMPTON
Sun Online
2006年1月25日付

モートンとポールだけが質問に答えているインタビュー的なもの。 
The Sunのサイトにはすでに掲載されていません(検索すると、痕跡はあるんですが) 
このサイトに掲載されているものを訳しました 
http://newsgroups.derkeiler.com/Archive/Uk/uk.culture.nostalgia.1980s/2006-02/msg00002.html
※写真は2006年1月、BBCのサイトのものなのでそんなにかけ離れてないかと・・・。


彼らは約20年ほど一緒に音楽をやってきた。だが、80sのポップ・ヒーローa-haは、親友同士というには程遠い。

我々が、このノルウェーの驚異に独占ウェッブチャットを申し込んだ時、彼らは一緒にインタビューされるのを断ったのだ。その上、自分たちの関係を「普通じゃない結婚状態」とまで説明した。

ばらばらにThe Sun Onlineに答えたモートン・ハルケットとポール・ワークター=サヴォイは、彼らが1990年台にはほとんど話をしなかったことや、ニュー・アルバムの「アナログ」の曲をバラバラに書いたことなどを明かした。

彼らの性格が異なっているにかかわらず、グループは、未だに、非常に成功している。

彼らは、桁外れの30,000,000枚のアルバムを売り上げ、ファンの中には、コールドプレイのクリス・マーティンやU2のボノさえいる。

あなたの質問に答えつつ、彼らは、7年のブランクのあとまた一緒にやるのがどれだけ楽しかったのか語った。

また、ピンナップ・スターでいるのはどんな感じなのかや、コラボレートしたい彼らのセレブ・ファンについても明らかにした。

--------------------------------------------------

ハイ、モートン、ポール。僕は、かなりの長い間ファンなんだ。君たちはすごいよ。20年たってもこんなに人気があって自分でも驚いてる?
ヴァーニャ, オスロ

モートン:
いつだって音楽に一番関心があったから、好きでいてもらえるのは嬉しいな。
トレンドを追っかけたりしてないし、いつでも自分たちがやりたいことをやってきたし、それが理想的だったからね。
僕らのファンは、作品をちゃんと気に入ってくれている。レコードを買ってくれてるからね。

--------------------------------------------------

『テイク・オン・ミー』だけがあなたたちの唯一の成功した曲だなんて思ってる人は邪魔ですか?
ナターシャ、ロンドン

モートン:
あの曲が一番成功したのは否定できないよ。
あの曲だけが成功した曲じゃないけど、あれは異常な大ヒットだったから、そう思われるだろうね。
今やディスコ・クラシックになって、リリース当時まだ生まれてなかった子が歌詞を知ってるなんて、変な感じだよ。
DJがパーティーでかけたがるのはとっても理解できるよ。完璧に、気持ちいい歌だもの。

--------------------------------------------------

やあ。3人とも調子はどう?親友なの?

モートン:
一緒にバンドをやってると友達に違いないって思われるね。
でも、そういうもんじゃないよ。
友情でつながったわけじゃないし、もっと違う何かでもないような。
僕ら3人がバンドとして一緒にやっているのは、音楽でつながっているからなんだ。
一緒にインタビューも受けないし、一緒に曲も書かないけど、ずっとそうだったから。
僕ら3人は、20年以上も一緒にやってきて、かなりの結婚したカップルより長いこと一緒だと思うから、きっと強い絆があるんだと思うよ。普通じゃない結婚だね。

ポール:
俺たちは、結婚して長いカップルみたいなもんだ。ちょっと違うのは、3人だってことだね!
「親友」っていうのは正確じゃないと思う。それじゃ人間関係の色々を、ざっくり表現しすぎてる。
見てると、ほとんどのバンドが10年以上前に解散しちゃってるようだね!
だけど、俺たちには、互いを頼りにしてきた年月があると思うんだ。つまり、困難を乗り切るのが上手に出来るってこと。


--------------------------------------------------

こんにちは!私はあなたたちのファンを20年ぐらいやってます。18の時から!
ギグの時ステージからアラフォーの集団を見るのって変な感じかな?
マーサ・ヒューズ、Epping Forest

ポール:
俺たちのファンは、国によって違っているね。
ヨーロッパでは、継続的に成功しているから、ファンの年齢層は幅広くて、いろんな人たちがいる。
最近ファンになって古い曲を知らないファンもいるし、イギリスのファンは主に80年代からフォローしてくれている人が多いね。
ここでツアーしてると、いろんな意味で歴史を感じるよ。バランスがあっていい。

--------------------------------------------------

有名人のファンたちについてどう思いますか?
シモーネ、Adelaide

ポール:
嬉しいね。2000年に再開したとき、とてもポジティブな評価があったし。
過去には、あんなに好意的じゃなかった。俺たちのことをポップ・バンドとして片付けたし、それは適切じゃなかった。
俺はコールドプレイのファンだから、クリス・マーティンが俺たちのファンだっていうのは嬉しいね。

--------------------------------------------------

やあモートン。コールドプレイのクリス・マーティンやU2のボノと共演してみたい?

モートン:
面白そうだし、音楽的にも興味あるものになるだろうね。
宣伝のためにっていうのはやりたくないな。それじゃうまくいかないと思う。

--------------------------------------------------

こんにちはモートン。まだまだ女性の熱い視線を集めているのってどんな感じ?
スヴェン

モートン:
テストステロン(男性ホルモン)がいっぱい出ちゃうな!20年前よりどんどん注目されてるような気がするよ。
それはね、僕が男らしくなったから、多分ね。なじんできたし、別に悪い感じじゃないよ。
まあ、僕らのバンドの一部分のことだし、それはいいんじゃないかな。まあ、けっこう楽しいしね。

--------------------------------------------------

昔は、キミたちは、つまらないバンドだって書かれてたけど、どう思う?
トニー・リヴァー、Glossop

モートン:
それは正しい評価から程遠いと思うね。ぴょんぴょん飛んでたりしないからって面白くないってことじゃないでしょ。
マグネはとっても面白いヤツだし、ポールもそうだよ。でも、違うふうに面白いんだけどね。それに僕の友達は、僕のこととっても楽しいって言ってるよ。
僕はあんまり音楽業界で社交的なタイプじゃないから、セレブのパーティに行ったりしないんだ。
実はね、パーティ、好きじゃないんだよ! 80年代だって、パーティには行ったことなかったんだよ。クラブに行くのも好きじゃないんだ。

--------------------------------------------------

イギリスに来るのは好き?
アニカ、Rotherhithe

ポール: 
3人とも大好きだ。イギリスは第二の故郷みたいなものだから、すばらしいアルバムのプロモーションにここに来れて嬉しいよ。
今のほうがもっと幸せだけどね。だって、自分たちのことをもっと信頼してくれるレコード会社と契約したから。

--------------------------------------------------

80年代からのファンがまだサポートしてることは驚き? 最近のイギリスでレコーディングしたCDへの僕らのサポートは嬉しかったみたいだけど?
僕はa-haのスカーフを振ってぴょんぴょん跳ねてた一人だよ!
スティーヴ

ポール:
素晴らしいサポートだ。前回イギリスに来たとき、全公演がソールドアウトだった。しかも、ファンが増えているみたいだ。

イギリスは俺たちが活動を始めたところだし、昔ビッグになっていった場所だ--だけど、未だに、自分たちが満員にする会場の広さには驚いているんだよ。

--------------------------------------------------

私は去年マンチェスターで初めてa-haのコンサートを見たんだけど、今までで最高のコンサートだったわ!今年もUKツアーの予定はある?
アン・マリー、Manchester

ポール:
サプライズのギグやイベントをいっぱい予定してるから、www.a-ha.comをチェックしてね。
レコードの売れ行きによっては、秋にイギリスに戻ってのツアーは凄いものになると思うよ。
でもとりあえずレコードの売れ行きを見なきゃね。

--------------------------------------------------

20年前よりも、ミュージック・ビジネスを楽しんでる? 何か違うことはある?
アラナ・ドレファス

モートン:
最近のほうが少し賢くなったし、もっとよく話すようになったね。
始めた頃は、僕らは音楽業界に対して神経質で、ちょっとこき使われてたと思う。
昔は、やれって言われたことをやっていて、それにはもううんざりしちゃったんだ。
だから、ちょっとブレイクをとったんだよ!
新しいバンドたちには思うところがいっぱいあるな。だって、彼らは、アルバムをどんどん作れってすごいプレッシャーをかけられているんだから。
僕らがスタートしたころですら、大変だったんだもん。今のほうがもっと大変だろうと思うよ。

--------------------------------------------------

3人とも長年いっぱい言い争いしてきたんじゃないかな。解散したいと思ったことはないの?
ザンダー、Penzance

ポール:90年台は、あんまり話をしなかった。ホントに、だいたい5年ぐらいもね。
でも、俺たちの音楽を聴きたいっていう人がいる限り、俺たちはなんとかやっていくよ。

--------------------------------------------------

ニュー・アルバムのために一緒に曲は書いた? 結果には満足してる?
ジャスティン・ジョーンズ

ポール:曲を書くときは、みんなバラバラなんだよ、かなり。いつもそういうやり方でやってきたんだ。

長い間、最新アルバムのレコーディングをしてきたから、気持ちを切り離すのが難しい気がしてる。客観的に見て、気に入ったかどうか語るのはね。
何年かたったら同じ質問をしてよ。きっともっといい答えができるから!

--------------------------------------------------

今までのキャリアで、いっぱい素晴らしいアルバムがあったけど、曲を書くとき、何からインスピレーションを得るの?
アリ・スキポール

ポール:色々だね。どの曲にもそれぞれテーマがあって、きっかけは何でもありなんだ。自分の行動すべてからインスピレーションを得ようとしてる。いつでもアイディアを探してるんだよ!